「酒一筋」新たな挑戦|「酒一筋」ができるまで


酒ひとすじができるまで

貴重な酒造米である軽部産・雄町米を惜しげもなく磨き、醸し出される「酒一筋」。 一つ一つの工程が深い意味を持っているからこそ、格調高い「酒一筋」の味わいが生み出されるのです。 その品質管理は、出荷の日を迎えるその時まで、一瞬の油断も許されません。

さけひとすじ新たな挑戦 純米酒仕込み 自然派梅酒
わたしたち「さけひとすじ」の梅酒は、純米酒に厳選した梅、 そして最低限の砂糖のみを原料として造られた、 無添加「自然派微糖梅酒」です。 幻の酒米・雄町を使って醸した純米酒の味を生かし、 梅本来のもつ風味を生かした、 自然派リキュールをお楽しみください。 また、砂糖をいっさい加えず、 梅と純米酒のみで造った 完全無糖・無添加梅酒も製造しております。 こちらもあわせてお楽しみいただければ幸いです。 こだわりの梅酒を、こだわりの蔵元から。
幻の酒米として知られる「雄町」。わたしたちの蔵がある岡山県南東に位置する軽部地区は、特に品質の良い雄町米の産地として知られていました。しかし、農業の近代化とともに、いつしか雄町の栽培は絶え、幻となっていました。この軽部産・雄町米を、契約栽培などの導入によって、この地に復活させたのが、わたしたち「さけひとすじ」の利守酒造です。 わたしたちが造るこだわりの梅酒は、このすばらしい力を秘めた「軽部産・雄町米」を使って醸した純米酒を仕込み酒とし、梅酒には最適の品種といわれる岡山県産「鴬宿梅」を使うことで生まれます。 契約農家が収穫した鴬宿梅を丁寧に手洗いし、ひとつひとつ丹念にヘタを取り除くという作業を行い、純米酒に漬け込み、蔵の中でじっくりと時間をかけてエキスを抽出させる――。この地道な作業の積み重ねによって、こだわりの梅酒が誕生するのです。 梅酒において完全無糖・無添加を実現した「じゅんまいうめざけ」は、わたしたちのひとつの挑戦でもあります。「純米酒」が米と米麹だけで造られるように、梅酒においても、余分なものをいっさい加えず、梅と純米酒のみで造りたいという想いから生まれたこだわりの逸品です。 梅の効能を、最大限生かせる梅酒でありたい。
梅は古くから咳止めや整腸作用をもつ薬代わりとして用いられてきました 梅酒は一般的には蒸留酒に青梅と砂糖を加えて造るのが一般的ですが、わたしたち「さけひとすじ」の梅酒は純米酒と梅、少量の砂糖のみを原料とし、余計なものは一切加えていません。それは、梅本来の風味を味わっていただきたいのと、梅のもつ効能を最大限生かしたいと考えるからです。 梅酒には梅のエキスがたっぷり含まれています。クエン酸は体内の疲労物質を分解して疲労回復に役立つほか、エネルギー代謝を活発にし、脂肪を燃焼しやすくする効果を持っています。ピクリン酸は、胃腸の働きを活発にしてくれます。また、梅にはミネラル分もたっぷり含まれています。 しかし梅酒もアルコールであり、しかも通常の梅酒では糖分も高いので、飲みすぎは逆に健康に悪影響を及ぼしかねません。わたしたちの梅酒ができるだけ糖分を少なくし、余計なものを極力使わずに造られているのは、梅のもつ効能を生かした健康飲料でありたい、そういった願いからなのです。 「さけひとすじ」利守酒造ならではのこだわりの梅酒を、ぜひお楽しみください。