先日、槽(ふね)にのっていた
大吟醸の粕を離していきます。
槽(ふね)から取り出した粕袋は
見ての通りのぺちゃんこの状態。
それでも粕袋を逆さにすると中から
厚手の吟醸粕が出てきます。
この吟醸粕を大きな袋(米袋)にとりあえず移し
その後、手の空いた時間を利用
して1kgに小分けして行きます。
たまに美味しい食べ方を訊かれ
ますが、これが一番と言うのは・・・
わさび漬けに使用するのも良し、魚や
肉を漬けるも良し、粕汁も良しの万能選手
です。酒粕の効能は色々な本でも紹介されているように
体にも良いですしね。
ただ、酒を搾らないと粕は出ません!
酒を造らないと、粕も出来ないと言う事です。
当たり前の話ですが、たまに「もっと粕を造ればいいじゃない」と
言われる方も・・・
今夜の一杯は、是非美味しい日本酒で!!