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中川 昌士 さんより

「懐古の酒(ブルーボトル)」に出会ったのは、平成5年4月、酒友との花見の時です。 見つけたばかりの地酒揃えの酒屋さんで、ちょっと贅沢をしようと選びました。

石澤 Foo さんより

私は、仕事柄日本酒を販売しているが、どちらかと言うと一杯飲るのが好きなほうだ。それも、とびきりの「吟醸酒」で……。 出会いは10年以上前にさかのぼる。

現代の名工 但馬杜氏


但馬杜氏
田村 豊和

 利守酒造の杜氏として招かれ、四半世紀を越える年月が流れました。その間には、まぼろしの米と言われた「軽部産・雄町米」を復活させるための奔走があり、備前焼の大甕で酒を醸すという挑戦がありました。

備前焼大甕での仕込み


 桶での酒仕込みが始まる15~16世紀まで、酒は甕(かめ)で造られていました。
 幻の米「赤磐雄町米」(軽部産・雄町)を復活させ、『本物の酒』を志す利守酒造が次に目指したのは、この500年前と同じように大甕を使用した酒造りでした。もちろん、その大甕は本場岡山の備前焼、造りも昔のままで――。

技師 荒手 篤

酒一筋・技師
技師
荒手 篤

 利守酒造の技師として杜氏・田村のもとで20年を越える年月が流れました。その間には、酒造りの技だけでなく米作りも学び、経験、習得してきました。

製造担当 利守 信之

酒一筋・製造担当
製造担当
利守 信之

 大学卒業後、独立行政法人・酒類総合研究所で修業を行ったのち杜氏・田村のもとで日本の伝統文化の一つである酒造りを学び続けています。夏場には酒一筋の試験田で雄町米の管理を行っています。

赤磐雄町農家

赤磐雄町米栽培農家
清野 虎雄

 私の雄町栽培は、小学生の頃から始まりました。昔は、田植え休みがあり協同で行う田植えは楽しみでした。また、父親の除草についていき、稲の葉に産みつけられた害虫(メイ虫)の卵を除去したりいなご採りをしたものです。